この人

知るを楽しむ「やなせたかし」 1919年生まれ。 三越専属のデザイナーから漫画家を志し、1953年4コマ漫画「ビールの王様」の連載をきっかけに、三越を辞める。 ところが、手塚治虫の登場により、漫画は長編劇画が主流に。仕事が激減。 持ち前の器用…

知るを楽しむ 永井荷風 全4回見終えて。 自由を得るために、孤独を耐え抜いた人、荷風。だったんだな。 自由=楽しさ、孤独=さみしさ このせめぎあいの中で、実際は生きているんだな。

知るを楽しむから 永井荷風 「断腸亭日乗」 大正6年荷風が37歳のときに書き始め、昭和34年79歳でなくなるまで、一日も欠かさず書き続けた日記。 コーヒー、パンの食生活は大正の当時は珍しかった。 一人暮らしの荷風は銀座に毎日訪れ、気ままに食事や…

NHK見える歴史から 近松門左衛門 400年の歴史を持つ人形浄瑠璃。 物語を語る太夫、三味線の伴奏、人形使い。 人形浄瑠璃は、300年前の江戸時代、数少ない娯楽の1つとして喜ばれた。 鎖国の国日本で、中国を舞台にしたスケールの大きな話や、歴史上の…

白川静4 白川晩年の思想。 「漢字は(日本の)国字である」とは何だったのか。 日本は無文字社会だった。 紀元1世紀、日本に漢字が渡来した最も古い資料「金印」(漢委奴國王)。 それから600年後、「古事記」(日本人が初めて漢字を使って著した歴史書…

白川静3 今から6〜7千年前の中国、長江、黄河流域に数多くの文化、神話が生まれた。 白川は各地の古代神話を研究し、漢字誕生の背景を探った。 6800年前の仰詔文化の遺跡から人間の顔と魚の体を合体させた文様の土器が発掘された。魚は守り神としてあ…

白川静2 白川静著 字書三部作 「字統」 「字訓」 「字通」 反骨の学者魂 小学校を卒業後、奉公に出される。 奉公先の広瀬徳蔵(政治家)は、膨大な中国の書物を所蔵していた。 白川少年は、それらを次々に読破した。 東洋的な文化、精神、認識の基本としての…

知るを楽しむ再々放送で、白川静がはじまった。松岡正剛解説。 漢字の持つシンボリックな力とは何なのか? 在野の中国文学者。 「楽」、は神を楽しませるためにシャーマンが振った鈴から。 「道」、は切取られた異民族の首をかざして邪霊を祓いながら未知の…

知るを楽しむ(再々放送)で、久世光彦がはじまった。 「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」「ムー一族」 当時小学生でしたが、見てました、見てました。(ムー一族はシュールすぎたのかあまり見ていない。w) 久世さんは演出家だったが、ドラマ中のギャグやコ…

「小松政夫」 9月6日放送のNHK「スタジオパークからこんにちは」は、小松政夫さん。 週間録画の放送分が消えてしまったので、ここにメモしておこう。消えてなかったら永久保存物だった。w 学校教師の父のもとで、厳格に育てられたが、泣かない子で、食…

古代への情熱―シュリーマン自伝 (岩波文庫)作者: ハインリヒシュリーマン,H. Schliemann,村田数之亮出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1976/02/16メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 38回この商品を含むブログ (37件) を見る 古代への情熱-シュリーマン自伝 …

イマジン ジョン・レノン 特別版 [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2005/11/25メディア: DVD クリック: 3回この商品を含むブログ (11件) を見るジョン・レノン 学校ではいつも空想にふけっていたから、20年間もずっと夢うつつ状態だ…

郵便配達夫シュヴァルの理想宮 (河出文庫)作者: 岡谷公二出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2001/08/01メディア: 文庫 クリック: 15回この商品を含むブログ (21件) を見る郵便配達夫シュヴァルの理想宮 最近読んだ本の中から、紹介します。 郵便配達夫シ…

梶井基次郎全集 全1巻 (ちくま文庫)作者: 梶井基次郎出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1986/08/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 44回この商品を含むブログ (54件) を見る 梶井基次郎 この人、全作品・習作・未発表を含めて、上の1冊に収まってしまう…