masa_isiyan2005-10-16

キング・クリムゾン


いやぁ、ブログでこういうの、やってみたかったんですよね。
ロッキング・オンで「渋松対談」っていうのがありましたが、
こちらはただの放談です。


ジャスコの催事場なんかで、たまにやってる廉価CDやDVDの出張販売。あれで、ごくまれに掘り出し物見つけて喜んだりするんですけど。最近の掘り出し物がこれ。King Crimson「deja VROOOM」


たぶん韓国製(パッケージにハングル文字)、だけど内容は全て英語。ポニーキャニオンの日本製DVDは、4410円。現在廃盤でAMAZONでは、ユーズドがなんと7000円にまではね上がってる!!知らなかった!思わず買っちゃったんです、そのときは。たしか、1980円だったか(うろ覚え)。


クリムゾンは「宮殿」と「レッド」2枚を聴いて止まっている私が、何でDVD買う気になったかっていうと、観たんですクリムゾンの松本公演。観た人いますか?あれは突然で驚きましたよね。なにせロバート・フリップは歴史上の偉人だとばかり思ってましたからね(笑)。


予備知識なく行った松本公演では、演奏に圧倒されました。なんかスゴイやつらだなぁ。という印象でしたが、知ってる曲を演奏してくれないので、そこがもの足りなかった。「21世紀の精神異常者」や「レッド」が聞きたかったなぁ。
他の客も同じ想いだったのか、アンコール、なんと4,5回要求してました(笑)。
うわぁ、大丈夫なのそんなにアンコールしちゃって。さいごには、エイドリアン・
ブリューが拝み倒してました。「もう勘弁してください!!」って感じで(笑)。
いい人だったなぁブリュー。世界のアーティストを拝み倒させてしまった。
「もう二度と行くものか、あんな所」と思ったかどうかは知りませんが、そう思われ
ても仕方ないですよね。


で、買ったんですDVD(笑)。第何期?か知りませんが、ダブルトリオの頃ですから、「スラック」を出した'95年あたりでしょうか?ドラムス、ギター、ベース各2人で、6人編成。フリップ(50代?)は椅子に座って、指がムカデの足ように動いてるわ、ベースの2人はスティックっていうベースの化け物みたいなの使って、両手の指をフルに使って複雑緻密なフレーズ弾いてるわ、なんかしらん大変なことになってました。で、「レッド」入ってました、やってました。これ聞けただけで松本公演の不満解消(笑)であります。


ブリューって人は、ニコニコと楽しそうに踊って演奏してるんですよね。いいなあ、こういうの。で、この人、ギターシンセを使って、ストリングスやオーボエの音を出ししまうんですよね。つまり、オーケストラのアレンジも全てギターでやってしまおうってところが好印象。あと、ベースのトニー・レヴィンは、5弦のアップライトで、チェロを演奏。「ダイナソー」なんかはモロそれでしたが、可能なんですねギターだけで。


クリムゾンって正直とっつきにくかったんですが、親しみわいちゃいました。で、興味
もったんで、聴いてみようかなと思った次第です。