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江戸のお伊勢参り
NHK「知るを楽しむ」の再々放送を録画しているのだが、いま、江戸のお伊勢参りをやっている。
江戸時代はけっこう面白い。
まずは、江戸時代の旅行のグッズ。
携帯日時計に、携帯ちょうちん、携帯そろばん。本当に、コンパクトに納まるように出来ていた。
携帯電話のような携帯性の文化は、案外ここからきているのかもしれないと思った。
時計にライトに計算機、現代では全部携帯電話に納まってしまう。
そして、関所。
箱根の関所は特に江戸幕府の権威の象徴。
軍隊並みの鉄砲や弓を、わざと目に付く所に並べて、旅行者を威嚇していたという。
さらに、関所では、通行手形がいらない職業があった。
「芸人」である。
芸人は、定住場所を持たなかったので、通行手形の発行が困難であった。
そのため、芸人だけは、関所で自分の芸を披露して、芸人であると認められれば、通行手形がなくても、関所を越えることが出来たのである。
この辺は、「真夜中の野次さん喜多さん」を見ていたので、ああ、あれはそういうことだったのかと、合点したのであります。
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